7月例会(GX関連企業の事業所見学)
2026年7月9日(木)7月例会として、GX関連企業の事業所見学を実施しました。
当会としては初めての見学例会で、成友興業様と大谷清運様の2事業所を訪問しました。
■成友興業株式会社
成友興業様では、環境事業として建設現場や建築現場から発生するがれき類・汚泥・汚染土壌等の処理を行う施設を3施設稼働しています。
今回は、そのうちの城南島にある第一・第二工場を訪問しました。
水銀や鉛などで汚染された廃コンクリートを粉砕・洗浄し、分級によって粒径ごとの再生資材へと生まれ変わらせる工程を見学させていただきました。
大量のコンクリートや土砂が次々と処理される様子は迫力があり、独自技術が資源循環を支えていることを実感しました。
■大谷清運株式会社
大谷清運様の見学では、足立区のリサイクルプラント『RE-BORN』を訪問しました。
自治体から回収されたプラスチックごみを「ベール」に加工する工程を見学させていただきました。
特に印象に残ったのは、プラスチックごみに混入したリチウムイオン電池をAIにて検知するAI搭載型X線検査システム「OSLiBソーター」です。
リチウムイオン電池は工場火災を引き起こす原因となる危険物であり、プラント内火災を契機に独自で開発され、特許を取得されているとのことでした(特許第7330453号)。
<OSLiBソーター:youtube>
https://www.youtube.com/watch?v=jcbIdY9D_H0
■まとめ
両社いずれも現場の具体的な課題から生まれた技術であり、その権利化と活用の重要性を改めて認識しました。
GXを担う産業資源循環(リサイクル)分野には、出願もまだそれほど多くなく、知財活動をさらに強化できる余地があると考えます。
一般社団法人 東京都産業資源循環協会 様には、知財ならびに幣会に興味を持っていただき今回の見学会が実現しました。
今回の交流を契機に、連合会会員が持つ多様な知財サービスを生かし、両業界の連携と会員企業への支援が広がることを期待します。
<レポート>
日本ビジネス翻訳株式会社 増位 豪己
https://www.fpis.or.jp/members/u4bao_xm02py